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北口ゆうこう道議と語る「青空の集い」は、素晴らしいお天気の中無事終了させ
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【8月31日】 今日は、海外調査の5日目。デンマーク農業を支える「デンマーク農業食料カウシル」と農業の担い手育成する「カーロエコロジー農業学校」を視察してきた。
農業王国デンマークを支えているのは、農業組織である。1805年、「農民の社会生活の基盤の整備と強化を目的」に最初の農民同盟が設立され、農民同盟がより生活を安定させるため「農業支援センター」を運営しすることとなる。もちろん、農業支援センターの運営方針は加盟する農家がその役割を担っている。
今日視察したのは、オーフス市郊外にあるデイアスライズ支部で、この施設の名称を「デンマーク農業職業カウシル」といい、ブローズデッド・ピータセンさんが対応していただいた。
ここでは、農家に対し、税金の申告や経営指導、土地売買の種類作成など、様々な事柄を農民の立場に立ち処理支援している。さらに、肥料の施肥状況や、農薬の使用基準などを見直し、最小で最大の効果を上げる実験を農民の補助を使って行っており、それらの情報を必要な会員に提供している。
現在、900戸の農民が一人あたり約80万円ほどの賦課金を負担しながら運営している。賦課金の負担割合は、総販売高、耕作面積、作付作物、飼育頭数などをそれぞれの割合で負担し、相談指導ごとにそれぞれ負担する金額が決まっている。
全体的にお話をお聞きし、最近乳価が低下し、農民の暮らしぶりは大変な状況だという。WTOやFTAなどが影響しているものと考えられ、この課題は世界中どこでも同じと感じたところだ。しかし、デンマークでは、国が農家に1ha当たり2,200DKKを直接払いしており、一定の生活は守られているとのことであり、日本でもこれから始まる戸別所得補償に期待したいところだ。
午後から視察したのは、農業の担い手を養成している農業学校で、特に有機栽培を目的とした学校である「カーロエコロジー農業学校」を視察してきた。
この学校は1880年に、農民の地位向上と民主主義に寄与するために設立。冬は農家の夫を迎えて農業指導し、夏は農家の女性に対し家事や農業に就いて教えていたとのことだ。そして、特にエコロジー特化した指導を行っており、デンマークで唯一、ヨーロッパでも一番古いエコロジーを教える学校になっている。15年前、高等学校と国民学校が別々に配置する法律改正により、ここでも農業学校と国民高等学校が併設する施設となっている。
この高等学校で教えている有機栽培は、徐々にではあるが国民に受け入れられ、現在、デンマーク全農地の6.3%が有機栽培で作物を育てている。有機栽培は以前農法とも言われ、農薬や肥料は一切使わず、動植物と共生し、自然の力を借りながらの農業だという。従って、多くの大規模化の農家が目指す小種類多面積栽培ではなく、多品種小面積栽培を行い、リスクの分散を行っている。
しかし、ここでも小規模農家の経営が厳しいことが指摘され、お話を伺った校長先生によれば、「小さな農家がやっていけなくなっては、本当の福祉国家とは言えない。マチ場に人が集まり、人も金もマチ中心に動く。そして、小規模農家が減り、人が減る。大きな問題だ」との認識が示され、日本における農業も同じ悩みと感じたところだ。
いずれにしても、多様な農業を受け入れられる農業を目指していかなければならないと感じたところだ。
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